淀川から梅田ビル群を遠望

1月14日(日)
淀川 SⅠハイキングを行いました。

 

参加は11名

集合:10:00 JR塚本駅改札口

 

晴天のハイキング日和です。思ったほど寒くはありません。

 

明治42年には木造橋から鉄橋橋に変わった十三大橋の下をくぐり、淀川沿いを歩く。

 

早目に集合写真。対岸には梅田の高層ビル群。

 

阪急電車の十三大橋、アーチ橋(681.24m)昭和7年(1932年)完成の真下を通る。

 

国道423号線、大阪メトロ御堂筋線の真下を通る。

 

長柄橋を渡る。アーチ橋で、全長656.4m。人や自転車、車も多い。

 

11:41 橋の南には「ながらはし」の橋名と

 

「ながらの人柱」古代推古天皇の時代、難波の入江には大小おおくの島々や洲があり

大小の橋は大水の度に流され、この長柄橋の架橋工事の時に豊津付近の長者の巌氏が人柱となり、橋が完成したとの事。その後、巌氏の娘の「ものいわじ 父は長柄の人柱 鳴かずばキジも 射られざらまじ」という歌につながるのです。

 

橋の南詰に「明凛観世音菩薩像」が建立されている。昭和20年6月7日にこの橋近辺で亡くなった空襲犠牲者と淀川嗚呼水難犠牲者の冥福を祈るためだそうです。

 

長柄橋から「毛馬の閘門」へ迎う。

 

明治の土木技術に貢献された「沖野忠雄先生の像」

 

ドンドン淀川沿いを北上すると、「与謝蕪村」の碑。江戸時代中期の俳人で毛馬村生まれ。

「かなしさや 釣りの糸ふく 秋の風」

 

私としては、「菜の花や 月は東に 日は西に」の句の方がよく知られていると思いました。

毛馬の閘門近くにはいかず、12:08 公園で昼食。もう紅梅が花を咲かせていました。

 

12:52 昼食後、近くに拘置所があるとの事で、寄ってみました。

建築後、50円「の経過で建物の老朽化が進み、平成22年から大規模な建て替え工事を実施中です。近くには差し入れの商店もあり、映画やTVで見ることがありました。

 

暖かい日差しの中、13:50 JR天満駅に到着。反省会組と喫茶店組にわかれて本日の例会は終了。

 

日本の土木技術の素晴らしさを感じた例会でした。CLさんの専門知識からのコース設定と私の若い時の建築会社勤務もあり、とても面白い内容でした。

 

 №555 hokusetuyamazakura